2021.07
【榑木野の由来】
榑木川とは古代梓川の本流。初代松本藩主石川氏が現在の梓川へ流路を変えたと伝承されています。江戸時代以降は上流の島々谷などから伐採された榑木と言われる屋根材や丸太を街へ運搬する水路で、榑木が頻繁に流れる古梓川は榑木川と呼ばれるようになりました。榑木は松本城や城下町の用材として使用され、榑木川は松本を発展させた母なる川として讃えられています。榑木の集積場は現在の榑木野本店所在地であり、今でもそば畑や野畑が広がったこの場所で自然の息吹を伝えたく、屋号を「榑木野」としました。信州の大自然で育った「そば」を職人が息を吹き込み、伝統の信州そばを生み、伝承していきます。